中国共産党中央委員会機関紙、人民日報海外版のニュースサイト、海外網は15日、「中国のネット小説が韓国で異常人気」とする記事を掲載した。

記事によると、ネット文学は中国の文化産業の「走出去（海外進出）」における重要な「名刺」の一つとなっている。

中国作家協会が発表した、中国ネット文学の国際普及に関する報告書によると、2020年までに海外に輸出された中国のネット文学作品は累計で1万点に達し、小説投稿サイト「起点中文網」の国際版に代表されるサイトとアプリのユーザー数は1億を超え、ユーザーは世界のほぼすべての国・地域に及んでいる。

記事によると、韓国紙・東亜日報は、韓国国内の三大ネット小説プラットフォームであるネイバー、カカオページ、ムンピアでのダウンロード数で、中国のネット小説の多くが上位にランクインし、読者数も安定して増加しているとし、「中国のネット小説の魅力は、広い世界観、韓国の読者に身近な文化的物語、壮大な東洋のファンタジー的色彩にあり、韓国でテレビドラマ化された作品もある」と報じているという。（翻訳・編集/柳川）