伝統文化好きの若者の美意識とマッチ?着ぐるみの「銅奔馬」が登場―中国

人民網日本語版    2022年8月21日(日) 21時0分

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着ぐるみの「銅奔馬」が17日、甘粛省蘭州市にある甘粛省博物館に登場した。

着ぐるみの「銅奔馬」が17日、甘粛省蘭州市にある甘粛省博物館に登場した。先ごろ「銅奔馬ぬいぐるみ」が発売されると、たちまちネット上で大きな話題を集め、「馬」1頭すら入手が困難なほどの人気ぶりになった。そのため甘粛省博物館は、着ぐるみの「銅奔馬」を登場させ、より多くの若者や子供たちが興味を示し、優れた伝統文化を能動的に感じることで、文化財が息を吹き返すよう取り組んでいる。着ぐるみというこのアイデアは、文化財の原型とマッチした大胆な試みで、市民と文化財との距離を縮める効果が得られている。中国新聞網が伝えた。

甘粛省博物館文化クリエーティブセンターの王海柔(ワン・ハイロウ)総監は、「この銅奔馬シリーズのぬいぐるみは、国宝の銅奔馬が正面を向いて頭を上げていななくイメージから作られており、活き活きしてユーモラスなディテールが誇張されている。デザインチームは、文化財そのものが持つ文化的属性をとどめると同時に、大胆な文化的なアイデアを注ぎ込んでいる。すると、一見誇張されたポーズが、文化財の銅奔馬を正面から見たイメージを復元する結果となり、いまどきの『Z世代』の若者たちの美意識にマッチした」と指摘している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)




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