人民網日本語版 2022年8月22日(月) 8時0分
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北京市の第2四半期の国内総生産は1兆9352億元に達して、4大直轄市のトップに立った。写真は北京市。
北京市の第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)は1兆9352億元(約38兆7000億円)に達して、4大直轄市のトップに立ち、初めて上海市を抜いた。
求人サイトの智聯招聘のオンラインデータによると、2022年第2四半期には全国の中核都市38カ所の平均所得(月収ベース、以下同)は前月比3.3%増の1万341元(約20万円)だった。そのうち北京は前月の1万3369元から6.9%増加して1万4252元となり、全国2位だった。
報告によると、同期の北京の雇用市場景気指数(CIER指数)は0.38で、北京の求職者数は前月比3.2%増だった。前年同期と比較すると、求人数と求職者数はそれぞれ18.22%増、44.88%増となった。
同期の北京で最も所得が多かったのはオンラインゲーム業界で、1万7856元に達した。2位から4位は、基金・証券・先物取引・投資、銀行、信託・担保・オークション・抵当で、それぞれ1万7627元/月、1万7607元/月、1万7302元/月。ハイテク業界の収入も好調で、航空・宇宙研究・製造、電子技術・半導体・集積回路がそれぞれ1万6754元/月、1万6089元/月で6位と9位にランクインした。
注目されるのは、同期に北京の優位産業がたくましい強靱性を示し、飲食などのサービス業界の雇用ニーズが反転増加したことだ。同期の北京雇用市場では、特に生活サービスに関わる業界は、新型コロナウイルス感染症によるさまざまな影響を受けた。一部地域では人の移動が困難になったが、同時に生活物資のニーズ拡大によって宅配スタッフや配達員などの求人が大幅に増加することにもなった。6月に店内飲食が再開されると、飲食店のホールスタッフ、調理員などの求人が増加した。警備員、清掃員、マッサージ師、ハウスキーパーなどの求人の伸びに引っ張られる形で、医療・介護・美容・保健・衛生サービス業界の求人も同25.3%増加した。
第1四半期(1-3月)に比べて、雇用市場の競争が一層激しくなった。卒業シーズンの訪れにともなって、社会に出る卒業生がますます増えている。第2四半期には全国の大学が卒業シーズンを迎えた。全国の全体的な状況を見ると、同期の大卒者を対象にした求人数は前年同期比1%増加し、大卒者の求職者数は同36%増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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