現在配信中のファンタジー時代劇ドラマ「蒼蘭訣」が熱い注目を浴びていることで、主演俳優ワン・ホーディー（王鶴棣）の人気も急上昇している。

愛奇芸（iQIYI、アイチーイー）で7日に配信を開始した「蒼蘭訣」は、ワン・ホーディー演じる傲慢な悪魔と、ユー・シューシン（虞書欣）演じる仙女の恋を描くラブストーリー。話題作が集中する夏休みシーズンに投入されると、回を重ねるごとに注目度が高まり、ダークホース的な存在として中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも話題が集中している。

「蒼蘭訣」が注目を浴びることで、主演のワン・ホーディーの人気も急上昇し、ウェイボーのフォロワー数がわずか1週間で105万人増え、18日には1260万人を突破した。

また、ドラマ・映画情報サイトの豆瓣（douban）がこのほどユーザー投票を行った「95後（95～99年生まれ）俳優の顔面偏差値ランキング」では、シュー・カイ（許凱）、ワン・イーボー（王一博）、ウー・レイ（呉磊）といった人気と知名度の高いイケメン俳優を下し、1位のソン・ウェイロン（宋威龍）に続く2位に選ばれている。

23歳のワン・ホーディーは、デビュー作となった「流星花園2018」（花より男子）で道明寺司役を演じ、そのルックスから「花男史上最高の道明寺」と注目を浴びた。昨年の仙俠ドラマ「遇龍」では時代劇の衣装が似合わないと酷評され、エンタメサイトでは「古装ブサメン」の3位に選ばれるなどさんざんだったが、「蒼蘭訣」ではその悪印象を払しょくしている。（Mathilda）