北京で開催中の世界ロボット大会2022では、36種類の新型ロボットが世界に向けて初公開され、応用分野は拡大しつつあります。大会でお披露目された新型ロボットをいくつかご紹介します。

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まず始めに紹介するのは、特殊なシール構造を用いたフレキシブルグリッパーです。これは油汚れがひどく、水素イオン濃度が高い作業の場面において、不規則で壊れやすい物品をつかむことができ、また水深15メートルの水圧に耐えうる密封性も備えています。

フロアタイルの敷設作業に特化したロボットは、手作業に比べて3～4倍速く、またタイルの隙間を2ミリ以内、部屋全体の高低差を0.5ミリ以内に制御することができ、建築分野のフロアタイルの敷設効率と品質を大幅に向上することができます。

果物を自動的に摘み取ることができるロボットは、果実の熟度や品質などの情報を正確に判断し、サイズごとに自動的に収穫・選果することができます。ほかにも、高温に強い消防用ロボット、手術ロボット、養鶏ロボット、捜索・救助ドローンなども登場し、さまざまな業種や産業とロボットとの融合による先進的なソリューションが提示されています。（提供/CRI）