フランスのテレビ局が謝罪、番組ゲストがつり目ジェスチャーで「ニーハオ」―中国メディア

Record China    2022年8月23日(火) 15時0分

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フランスのニュース専門放送局「LCI」で放送された台湾情勢をめぐる討論番組で、ゲストが指で目尻を引っ張る「つり目ジェスチャー」をしながら中国人のアクセントをまねて「ニーハオ」と発言し、物議を醸した。

中国紙・環球時報によると、フランスのニュース専門放送局「LCI」で15日放送された台湾情勢をめぐる討論番組で、ゲストが指で目尻を引っ張る「つり目ジェスチャー」をしながら中国人のアクセントをまねて「ニーハオ」と発言し、物議を醸した。

つり目ジェスチャーはアジア人をやゆするものとして知られている。

環球時報がフランスメディアの報道を引用して伝えたところによると、15日の番組で、司会者のダリウス・ロシュバン氏が、ゲストのセルゲイ・ジルノフ氏を紹介した際、ジルノフ氏は笑いながらつり目ジェスチャーをして「ニーハオ」と発言した。

フランス華人青年協会(AJCF)は19日、「制限のない人種差別は受け入れられない」などと非難。LCIに対し、映像の削除と謝罪を求めた。

各方面から非難の声が上がったことを受け、ジルノフ氏は、「コメディアンのまねをしただけ」と主張した上で、「AJCFを刺激してしまったようだ。謝罪を求められたからには謝罪する」とした。

ロシュバン氏は20日の番組冒頭で、放送局を代表して謝罪した上で、「スタッフは固定観念や差別、偏見と闘うためにこれまで以上に細心の注意を払っている。信じてほしい」とコメントした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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