韓国政府、日本と中国から入国前のコロナ検査義務廃止を検討=ネットには反対の声「ひどい防疫」

Record Korea    2022年8月25日(木) 14時0分

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25日、韓国・中央日報によると、韓国政府が日本や中国など相対的に移動時間の短い旅行先から順次、入国前の新型コロナウイルス検査義務を廃止する案を検討している。写真は韓国の空港。

2022年8月25日、韓国・中央日報によると、韓国政府が日本や中国など相対的に移動時間の短い旅行先から順次、入国前の新型コロナウイルス検査義務を廃止する案を検討している。

韓国の防疫当局は現在、全ての入国者に対し入国前48時間以内のPCR検査もしくは24時間以内の抗原検査の陰性証明書を提出するよう義務付けている。

防疫当局関係者は「日本や中国など短距離の旅行先から順次、コロナ検査を廃止する案を検討している」とし、「感染への懸念が高まることを考慮して、最初は機内での食事や飲み物の提供を禁止し、乗客にもマスクの着用を義務付けるという案を一緒に議論すべきだとの意見も出ている」と明らかにした。

ただ、実際に検査が廃止されるまでは多少時間がかかるとみられている。疾病管理庁は24日、「国内外の感染者が増加傾向にあるため、現時点では入国前の検査を維持して海外流入感染を最小化させる必要がある」と話したという。

経済協力開発機構(OECD)38カ国のうち入国前の陰性証明書提出を義務付けている国は現時点で日本と韓国のみ。さらに日本が来月7日からワクチン3回接種を条件に免除する方針を発表したことで、韓国の観光・旅行業界からは不満の声が上がっているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「自分のことは自分で守れということか。ひどい防疫だ」「防疫を放棄したということだよね?」「韓国は無政府状態」「機内での食事と飲み物の提供を禁止する?完全に机上の行政だ」「日本も感染者が爆発的に増加しているのに、検査なしで受け入れるなんてあり得ない」「前政権と同じく今回も日本と中国の顔色をうかがうのか」「中国では新たな感染症も流行している。入国を禁止してもおかしくないのに」など不満の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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