Record China 2022年8月29日(月) 17時0分
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2019年のE-1サッカー選手権で日本人選手の頭部を蹴ったことで物議を醸した中国代表選手がまたしても危険なプレーを見せた。
問題のプレーがあったのは28日に行われた中国スーパーリーグ第15節の武漢VS深センの試合。5-1で武漢がリードしていた77分、深センの中国代表DF姜至鵬(ジアン・ジーポン)が、武漢の鄧涵文(デン・ハンウェン)に後方からスライディングタックルを見舞った。姜の足の裏は鄧の足首に完全にヒットし、鄧は痛みに顔をゆがめてピッチを転げまわった。主審は姜にイエローカード(警告)を提示したが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の助言を受け、レッドカード(退場)に変更した。
このプレーについて、中国のサッカーメディア・捜達足球は「33歳の代表DFは、突然、感情が暴走し、(相手の)足を切断するようなフライングタックルを見舞った」と姜を批判。「スローを見れば明らかにレッドカードだ。鄧は運が悪ければ足を折られることもあり得たし、実際にこのようなプレーで負傷するケースも少なくない」とし、19年3月に行われた中国杯の中国VSウズベキスタンの試合で中国の韋世豪(ウェイ・シーハオ)がウズベキスタンのシュクロフに同様のタックルを仕掛けたことを紹介。シュクロフは右脚骨折の重傷を負い、救急車で病院に搬送された。
さらに捜達足球は、「姜至鵬がカンフーサッカーを披露するのはこれが初めてではない」とし、19年12月のE-1サッカー選手権、日本VS中国の試合での「事件」に言及した。この試合では、跳び上がった姜の左足が日本代表の橋岡大樹の後頭部に当たるアクシデントが発生。姜はイエローカードを受けたものの、中国国内では「恥ずかしすぎる」「レッドカードを出すべきだ」などと姜への批判が殺到した。
なお、このプレーをめぐって姜は試合後に「私が先にボールに触り、それから彼の頭が私の足に当たった。私が彼の頭を蹴った訳じゃない」などと弁明し、謝罪の言葉を口にしなかったことから中国でさらに批判が拡大。一方、「危険なプレーだったかもしれないが、両チームとも必死にやっているからこそ、ああいう激しいプレーが生まれたのかなと思う」などと“大人の対応”を見せた橋岡には中国で賛辞が相次いだ。(翻訳・編集/北田)
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