リニューアルオープンしたソウル光化門広場に日の丸と朝鮮総督府の絵?「不快だ」と苦情受け撤去

Record Korea    2022年8月30日(火) 21時0分

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30日、韓国・イーデイリーは、6日にリニューアルオープンしたソウル市の光化門広場に「日の丸と朝鮮総督府」の絵が登場し物議を醸していると伝えた。写真はリニューアルオープンした光化門広場。

2022年8月30日、韓国・イーデイリーは、6日にリニューアルオープンしたソウル市の光化門広場に「日の丸と朝鮮総督府」の絵が登場し物議を醸していると伝えた。

記事によると、光化門広場内の世宗文化会館バス停留所には、光化門広場の過去と現在を紹介する4枚の絵が設置されている。問題となったのは日本植民地時代の様子を描いた絵で、朝鮮総督府とその背後に日の丸を連想させるデザインが描かれていた。これを見た市民から「不快だ」との声が上がり、30日のツイッターでは「朝鮮総督府」がトレンド1位に入ったという。

これを受け、ソウル市は「つらい歴史に打ち勝った変化の過程を見せようとした」「赤い丸は日本(太陽)を象徴するものではない」と説明した上で「絵に対する誤解の余地があるため、作者と協議して撤去する」との考えを示したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ソウルのど真ん中に朝鮮総督府とは…。パリの中心地にナチスの旗がささった凱旋門の絵が設置されたようなもの」「どう見ても日の丸。韓国にはなぜこんなにも親日派が多いのか」「一目見ただけで日本帝国主義を感じる。設置を止める人は1人もいなかったの?」「まるで当時を懐かしんでいるよう」「前政権でこんな問題は起きなかった」「親日政権になって国が破滅に向かっている」「責任者を処罰するべきだ」などの声が上がっている。

一方で「日の丸には見えない」「つらい歴史も醜い歴史も歴史だ。そこから学んでより良い道に進むべき」「悲しい過去があったのは事実。その当時の写真や絵はすべて廃棄しなければならないの?」などの意見も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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