中国工業・情報化部は4日に開催された「5G＋産業のインターネット」現場作業会で、「5G全接続工場建設ガイドライン」を正式に発表しました。

これによりますと、中国では「第14次五カ年計画」の期間中（2021～25年）に、5Gに全接続された工場が1000カ所ほど建設されることになります。5G全接続工場は、5Gをはじめとする次世代情報通信技術の集積を利用して産業のインターネットを構築し、新築または改造された生産現場です。生産ユニットの広範囲の接続を実現し、情報やデータを十分に生かした高効率な工場で、採掘、港湾、電力など国民経済の重点分野にも適用されます。

工業・情報化部の関係責任者は「モデル工場を設置して手本を示し、異なるタイプの工場を分類してその建設を支援し、電子機器製造、装備製造などの重点業界で率先して5G全接続工場を建設していく」と示しています。また、5G全接続工場の評価基準を制定し、建設状況の動態モニタリングメカニズムを確立するということです。（提供/CRI）