電力需要のピークを迎えた中国各地では、発電用の石炭供給の確保が進められています。

記録的な猛暑と持続的な降水により、現在、中国各地では電力需要がピークとなっています。石炭の採取、輸送の迅速化、使用の効率化を確保するため、エネルギー企業は一連の措置を講じています。

国家エネルギー集団によりますと、同グループの発電量は8月以降に初めて4日連続で40億キロワット時を突破し、石炭生産量は前年同期比8．9％増の5000万トンを超えたということです。また、内蒙古自治区、陝西省、山西省などの石炭の産地をつなぐ鉄道路線では、石炭輸送を確保するため、持続的な雨に備えた鉄道点検が強化されています。（提供/CRI）