人民網日本語版 2022年9月12日(月) 5時40分
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塩城市浜海港工業パークで7日、面積が標準的なサッカーコート1面分で、重量が1200トン近くに上る3基の液化天然ガスタンクのドームが空気の圧力によって高さ60メートルのタンク屋根まで持ち上げられた。
江蘇省塩城市浜海港工業パークで7日、面積が標準的なサッカーコート1面分で、重量が1200トン近くに上る3基の液化天然ガス(LNG)タンクのドームが空気の圧力によって高さ60メートルのタンク屋根まで持ち上げられた。3基の27万立方メートルLNGタンクの同時屋根上げは世界初となる。科技日報が伝えた。
中国海洋石油集団有限公司塩城「グリーンエネルギーポート」は、世界の1度に建設される最大規模のLNG受入基地プロジェクトだ。1期プロジェクトでは4基の22万立方メートルタンクと6基の世界最大の27万立方メートルタンクを建造する。タンクの総容量は250万立方メートル。2023年末までにフル稼働した後、LNG年間処理能力が600万トンに達し、85億立方メートルの天然ガスに相当する。
屋根上げはタンク建造のうち、技術の難易度が最も高く安全性の要求が最も高い工程だ。プロジェクト屋根上げ副総指揮の李徳強氏によると、技術者はバランスガイド、タンクの密封、屋根上げ動力、スマートモニタリングの4大システムにより、屋根上げの際の気圧、速度、オフセットの度合いなどのパラメータをリアルタイムでモニタリングし正確に制御することで、安全と安定を保証した。屋根上げ全体のドーム回転の誤差は0.12度未満、水平偏差は1万分の7以下で、国際基準を完全に満たしている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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