人民網日本語版 2022年9月14日(水) 10時50分
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9月になると、新疆ウイグル自治区和静県バヤンブラク国家級自然保護区では、野生のハクチョウ約1万羽が「集結の号令」を掛ける鳴き声が響き、成鳥が見守る中、幼鳥が飛ぶ練習を始める。
9月になると、新疆ウイグル自治区和静県バヤンブラク国家級自然保護区では、野生のハクチョウ約1万羽が「集結の号令」を掛ける鳴き声が響き、成鳥が見守る中、幼鳥が飛ぶ練習を始める。そしてハクチョウの群れが南へと移動を始める時期がまもなくやってくることになる。中国新聞網が伝えた。
和静県バヤンブラク国家級自然保護区管理局中心管理保護所の玉素甫・熱合曼所長によると、保護区には現在、約3000羽の幼鳥がいる。ハクチョウは現在、10月初めに繁殖地から離れて南へと移動して越冬するための準備を整えている。同所は現在、湖を管理・保護するための日々のパトロールを強化し、人為的な妨害を最大限減らし、ハクチョウが飛去するための優れた環境作りに取り組んでいる。
和静県バヤンブラク湿地は、天山の南のふもとに位置し、標高は平均2500メートル、総面積は約2万3000平方キロとなっている。毎年3月中旬から4月初めにかけて、約1万羽の野生のハクチョウがバヤンブラク国家級自然保護区に飛来し、約半年滞在して、10~11月に再び飛去していく。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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