日本が台湾人向け電子ビザ発給開始、旺盛な需要に対応―香港メディア

Record China    2022年9月14日(水) 19時0分

拡大

日本政府は14日、台湾在住の台湾人を対象にビザのオンライン申請と電子ビザの発給を開始した。

日本政府は14日、台湾在住の台湾人を対象にビザのオンライン申請と電子ビザ発給の試行運用を開始した。香港メディアの香港01が同日付で報じた。

報道によると、同日から90日以内の短期滞在ビザを「Japan eVISA」のサイトから申請することが可能になった。なお、犯罪歴のある者、二重国籍者、数次ビザ申請希望者はオンライン申請はできず、現地の日本の窓口機関で申請する必要がある。同システムはこれまで、米国人とカナダ人向けにサービスを開始していた。

関係者によると、特に問題がない場合、電子ビザは申請の翌日から5営業日程度で発給されるが、日本台湾交流協会の窓口で費用を現金で支払う必要がある。

台湾創新旅行社の李奇岳(リー・チーユエ)代表は、「今日本に行くにはまず交流協会で面会の予約をしなければならない。しかし、申請者の増加に伴い人手不足になり、今予約しても面会は11月上旬になる。“渋滞”がかなり深刻なため、日本側はビザ申請手続きを簡素化することにした。これは日本に行きたい人にとっても便利で良いことだ」と述べたという。

同氏によると、同協会は面会の予約をしている人にオンライン申請に変更するよう促している。同協会のウェブサイトには「多数の方からの申請が予想されます」と記されており、台湾人の日本旅行への需要はかなり旺盛なようだ。

記事によると、台湾人の日本旅行需要が高まり、航空各社も増便しているものの、入国者数の制限が緩和されない場合は(需要に)対応しきれないといい、早ければ今年11~12月にもさらに制限緩和があると見込まれているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携