習近平国家主席は現地時間15日、サマルカンドでウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と会談しました。両元首は、中国とウズベキスタン関係の長期的な発展と両国国民の将来の福祉に着目し、互恵協力の拡大、友好とパートナーシップの強化、二国間レベルでの運命共同体の実践を宣言しました。

習主席は、「中国と中央アジア諸国は持ちつ持たれつの密接な関係にあり、安危を共にする運命共同体である。中国は、ウズベキスタンをはじめとする地域諸国とともに、『「中国＋中央アジア5カ国』対話メカニズムを拡大・強化し、双方の協力に新たな広い空間を切り開いていきたい。また、より公正で合理的なグローバル・ガバナンス・システムの構築の推進にともに貢献していきたい」と述べました。

ミルジヨエフ大統領は、「両国の国交樹立30周年と戦略的パートナーシップ確立10周年に合わせた習主席の歴史的な公式訪問は、両国の包括的戦略パートナーシップを新たな高みへと引き上げ、両国関係に新たな活力を注ぎ、新しい一章を切り開くに違いない」と表明しました。

会談後、両元首が調印した『中華人民共和国・ウズベキスタン共和国共同声明』が発表されました。また、両国の関係部門は、農業、デジタル経済、グリーン成長、文化、地方、メディアなどの分野における多くの協力文書に調印しました。今回の訪問期間中、中国、キルギス、ウズベキスタンの関係部門は、『中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道建設プロジェクト（キルギス国内区間）協力に関する覚書』に調印しました。（提供/CRI）