現地時間の15日午後、中国の習近平国家主席はサマルカンド国賓館でモンゴル国のフレルスフ大統領と会談しました。

習主席はその中で、「中国とモンゴル国の関係は良好な発展の勢いを保っており、中国は両国の関係発展を近隣外交の中で重要なものと位置付けている。今後はモンゴル国と共に、双方の包括的戦略パートナーシップを新たなステージに引き上げるよう努めていく」と指摘しました。さらに「中国は一貫して平和、発展、協力、ウィンウィンの原則と人類運命共同体の構築を堅持している。今後はモンゴル国と共に、国政運営における経験の交流を強化し、『一帯一路』イニシアチブと『草原の道』構想との結びつきを強化し、モンゴル国の10億本の植樹計画を支持し、モンゴル国と協力して砂漠化防止プロジェクトを積極的に展開していきたい」と強調しました。

これに対して、フレルスフ大統領は「中国とモンゴル国の伝統的な友情はますます強固なものになっており、両国の包括的戦略パートナーシップは国家関係の模範とも言えるものだ。今後も、中国との戦略的結びつきの発展を強化し、経済貿易や、鉄道、環境保全などの分野の実務協力を推進していきたい」との考えを示した後、「中国共産党第20回全国代表大会が成功裡に開催されることを心から願い、中国が習近平国家主席の力強い指導の下で、全面的な社会主義現代化国家を建設するという偉大な目標を必ずや達成するであろうことを信じている」と強調しました。（提供/CRI）