中国の女性インフルエンサーが保護種のサメを食べる、違法に捕獲した男と販売した男の逮捕承認

Record China    2022年9月20日(火) 19時0分

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中国福建省東山県の人民検察院はこのほど、珍貴・瀕危野生動物に危害を加えた容疑で沈姓の男と顔姓の男の逮捕の承認を決定した。

中国福建省東山県の人民検察院はこのほど、珍貴・瀕危野生動物に危害を加えた容疑で沈(シェン)姓の男と顔(イエン)姓の男の逮捕の承認を決定した。同県の公安局(日本の警察に相当)が逮捕の承認を求めていた。新聞晨報が19日付で報じた。

今年7月、四川省南充市の女性インフルエンサー「提子」がサメを唐辛子煮込みにしたり蒸し焼きにしたりして食べる動画をショート動画SNSに投稿し、物議を醸した。

四川の警察当局が捜査したところ、この「大魚」は東山県で購入できることが分かった。事件を移送された東山県の公安局は直ちに捜査本部を設け、サメは同県の漁師の顔が今年4月に捕獲したもので、最終的に沈によって南充市の金(ジン)姓の女に7700元(約15万円)で転売され、金が関連する動画を投稿したことを突き止めた。

水産科学研究院南海水産研究所が送られてきたサメの残った組織のサンプルをDNA鑑定したところ、国家二級保護動物のホホジロザメであることが分かった。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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