問題多発の中国食品メーカー、今度はスナック菓子から油で揚げられたヤモリ!

Record China    2022年9月21日(水) 0時0分

拡大

中国の食品メーカー・三只松鼠のスナック菓子製品から油で揚げられたヤモリの死骸が出てきたとの騒動が物議を醸している。

中国の食品メーカー・三只松鼠のスナック菓子製品から油で揚げられたヤモリの死骸が出てきたとの騒動が物議を醸している。中国メディアの南方都市報が20日付で伝えた。

報道によると、広東省に住む人が今年5月、ネットショップで同社の菓子セットを購入。9月14日にその家族がセットの中の「落花生」の袋を開けて途中まで食べ、残りは封をして保管していたが、2日後に開けたところ中から油で揚げられたヤモリを発見したという。


同製品の加工を下請け会社に委託していたという同社は、19日午後に発表した声明で「生産ラインおよび品質管理プロセスを総合的に分析した結果、この異物は製造・包装の過程で混入したものではないと判断した」と主張。同社によると、包装段階では人の手による作業も発生するため異物混入は考えられないという。

しかし、購入者が撮影した写真ではヤモリが落花生と同じような衣をまとっているように見えることから、ネット上では同社の説明に疑問の声が噴出した。また、「三只松鼠の食品安全問題は一度や二度じゃない」「三只松鼠が問題を起こすのは何度目だよ」「生産ラインがどれだけ汚いか推して知るべし」といった批判の声も上がっている。同社は過去にもたびたび異物混入など食の安全に関する問題で批判を浴びている。

現地記者が改めて同社の関係者に確認すると「品質管理システムについては自信がある」と述べた。同社は「製品と生産環境は国と業界の基準を厳格に守っている。確認されていない情報を流して公衆に誤解を与え、弊社の評判を損なう行為に対しては法的手段を用いる」と警告している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携