こんなトラ見たことある?見ていると眠くなりそうな「三彩虎形枕」―中国

人民網日本語版    2022年10月2日(日) 23時30分

拡大

金の時代の作品「三彩虎形枕」は、不規則な弧を描いた形の台座の上でトラが伏せており、背中には緑の楕円形の蓮の葉があしらわれ、そこに頭を載せるようになっている。

中国の伝統文化において、トラは「百獣の王」と見なされている。独特の王者の風格や迫力ある威厳を放っているため、昔からトラは勇気や力、財産を象徴する瑞獣や、正義を守り、悪を排除する守り神と見なされてきた。

宋・金の時代、トラを模した陶器製の枕が流行していた。この金の時代の作品「三彩虎形枕」は、不規則な弧を描いた形の台座の上でトラが伏せており、背中には緑の楕円形の蓮の葉があしらわれ、そこに頭を載せるようになっている。「三彩虎形枕」はその形、装飾、上絵付けのどれをとっても、同様の形状の文化財の中で「傑作」と称されている。よくあるトラを模した枕は、目が吊り上がっていて威圧感を放っているのに対して、このトラは伏せており、しっぽも下に下ろしている。そして、目を閉じて、完全に力を抜いて休んでいる。背中の楕円形の蓮の葉は、平たくなめらかで、葉脈もはっきりと描かれている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携