ジャッキー・チェン記念館の「入場料」は高い?高額建設費の回収目的も―中国

Record China    2014年6月25日(水) 12時40分

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24日、先月開館したばかりの「成龍電影芸術館」(ジャッキー・チェン映画芸術館)の「高い」と言われる入場料の価値について、日刊紙・南方都市報が伝えている。

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2014年6月24日、先月開館したばかりの「成龍電影芸術館」(ジャッキー・チェン映画芸術館)の「高い」と言われる入場料の価値について、日刊紙・南方都市報が伝えている。

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5月1日、ジャッキー・チェンの記念館「成龍電影芸術館」が上海市内にオープン。今年で還暦を迎えたジャッキーが4000万元(約6億5000万円)の私費を投じて建設されたもので、完成までに5年を要している。館内にはジャッキーの約50年間の俳優生活にまつわる数々の品や、映画の小道具、衣装、トロフィーなどがぎっしり。ファン必見なのが、ゴールデン・ハーベスト社から当時の機材を集め、映画「プロジェクトA」の撮影現場をそのまま再現しているコーナー。来場者は映画監督体験もできる。

自身の記念館を作り上げたジャッキーは、きっかけについて「プロジェクトA」だったと明かしている。落下シーンで失敗して死に直面したジャッキーだが、大ケガをしたその時、「何か自分のことを形に残したい」との願いが瞬時に生まれたのだという。

大人1人につき185元(約2580円)という入場料は、開館当初から「高い」と言われてきた。開館から約2カ月が経ち、入館者数は1日平均50〜80人だという。館長によると「高い」との指摘はジャッキーも非常に心配しているとのこと。しかし、ジャッキーが注ぎ込んだお金を早く回収できるように、運営スタッフが設定したもの。ただし、「今後は調整する可能性もある」と語っている。

客足はそれほど伸びない同記念館だが、今月15日には最新映画「DRAGON BLADE」(中国語タイトル:天将雄師)の製作発表会も同館で行われた。こういった特別イベントの開催時や、世界中から集まる熱烈なジャッキーファンにとっては、高額でもそれだけの価値があると言える。(翻訳・編集/Mathilda

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