<セウォル号>船長ら乗組員の裁判に、救助された高校生が証人として出廷へ―韓国メディア

Record China    2014年6月25日(水) 10時16分

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24日、韓国・聯合ニュースは、セウォル号の沈没事故で救助された高校生たちが、同船の船長ら乗組員15人の被告に対する公判の証人として7月下旬に証言する予定であると報じた。写真は犠牲者を追悼する韓国。

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2014年6月24日、韓国・聯合ニュースは、セウォル号の沈没事故で救助された高校生たちが、同船の船長ら乗組員15人の被告に対する公判の証人として7月下旬に証言する予定であると報じた。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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乗組員15人に対する公判が開かれている光州地裁は24日、セウォル号の沈没事故で救助された檀園高校の生徒たちについて、期末テストが終了した後の7月28〜30日に、証人として京畿道水原地方裁判所安山支部に出廷して証言してもらう予定であると発表した。

光州地裁は、生徒たちが未成年であることや多くが安山地区に居住していること、長距離の移動が事故による後遺症などに影響する可能性などを考慮し、安山支部での証人尋問の実施を決定したという。また、「出廷は義務ではないものの、心理状態の回復に影響しない範囲で、できるだけ多くの生徒に証言してほしい」としており、10〜20人程度が証言に応じるとみられている。

また、証言は別途設置したビデオ証言室で行われる予定で、生徒たちを被告や検察官、弁護士などと接触させないよう配慮しており、陳述自体も非公開で実施される予定になっている。

なお、今後の公判のスケジュールでは、7月22〜23日に一般客や教師などセウォル号の乗客、28〜30日に檀園高校の生徒、8月12〜13日に事故現場に最初に到着した海洋警察13人に対する証人尋問がそれぞれ行われる予定だという。(翻訳・編集/HA)

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