anomado 2022年10月6日(木) 8時30分
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今年8月の「蒼蘭訣」でブレークした俳優ワン・ホーディーだが、スターダムにのし上がる「一躍ぶり」がシャオ・ジャン、ワン・イーボーにそっくりとの見方が出回り、ファンの関心を引き寄せている。
今年8月のファンタジー時代劇「蒼蘭訣」でブレークし、「8月の彼氏」の愛称で人気を博している俳優ワン・ホーディー(王鶴棣)だが、スターダムにのし上がる「一躍ぶり」がシャオ・ジャン(肖戦)、ワン・イーボー(王一博)にそっくりとの見方が出回り、ファンの関心を引き寄せている。
近年の大ヒットドラマへの出演をきっかけに飛躍した若手俳優を見ると、「陳情令」(2019年配信)に出演したシャオ・ジャン、ワン・イーボーに、「山河令」(21年配信)でブレークしたゴン・ジュン(龔俊)が一番際立っている。出演オファーが殺到したり、メーカーやブランドの引っ張りだこになったり、表紙を飾るファッション誌が飛ぶように売れたりと、その影響力と人気ぶりは暴走と言っていいほど絶大だ。
「蒼蘭訣」が大ヒットした後のワン・ホーディーを見ると、表紙に起用された雑誌「人物」はわずか10分で3万冊が爆売れし、ドラマ配信前には100冊ほどしか売れなかったファッション誌「風度mens uno」も8月に入ると瞬く間に完売し、話題となった。
また、ルイ・ヴィトンの2023春夏メンズ・コレクションのスピンオフショーに招待されたほか、高級クリーニング用品、スキンケア用品、飲料メーカーのCM出演も次々決まり、相当の売り上げに貢献したとみられている。関係者によると、ワン・ホーディーのマネジメント側とコンタクトを取るブランドは多数に上っていて、その対応に追われているとのこと。今年の広告塔ポジションが去年の915件から35.4%減の591件まで落ち込んでいる中、ワン・ホーディーは爆発的人気をバックに快進撃を続けている様子がうかがえる。
17年に中国版「花より男子」で道明寺役に抜てきされて以来、ヒットと呼べる作品に巡り合えず、5年越しにやっと「蒼蘭訣」で痛快リベンジを果たしたワン・ホーディー。現在は人気女流作家・尤四姐の同名作品「浮図縁」の制作に励んでいて、演じるのは皇帝に仕える宦官(かんがん)の役。ブレークしたばかりのイケメンスターが挑む強烈キャラにファンの関心はすでに最高値に達しているもようだ。
果たしてワン・ホーディーはシャオ・ジャン、ワン・イーボーの成功パターンをまねして、正真正銘のブレークスターになれるのか。現在制作中の「浮図縁」がヒットするか否かにかかっていそうだ。(編集/RR)
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