2014年6月25日、いろんな場所に行って見たいという母親の願いをかなえるため、中古車を改造して睡眠や入浴可能な「キャンピングカー」に改造し、8年にわたって母親を連れて中国中を旅行した男性がいる。お金がなくなると現地でアルバイトをし、回収品を集めて売り、費用が貯まったら再び旅立つ。母親と一緒に過ごすために40歳で早くも仕事を退職した。65歳になる成都双流県出身の陳録雪（チェン・ルーシュエ）さんの親孝行の旅は、まだ続いている。羊城晩報が伝えた。

【その他の写真】

2006年に旅行した時の母親の嬉しそうな様子を見た陳さんは、母親を連れて全国を旅行しようと思いついた。3万元（約50万円）で中古のプジョー車を購入し、キャンピングカーに改造した。何年か運転してこの車が廃棄の時期を迎えると、陳さんは9800元（約16万円）で年数のいった中古の国産ブランドの車を購入し、福建省泉州市のボランティア団体と経営者の支援の下で、さらに手持ちの5000元（8万2000円）を費やして改造した。（提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤）