中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で10日、中国の人気俳優ワン・イーボー（王一博）が映画「無名」の撮影時にホテルの部屋に1週間こもることを求められたとする投稿が注目されている。

「無名」は、ワン・イーボーと香港出身のベテラン俳優トニー・レオン（梁朝偉）が共演するスパイ映画。第2次世界大戦中の上海での諜報戦を描いたもので、9月には予告編映像が解禁され、公開への期待が高まっている。

投稿によると、ワン・イーボーは撮影時にホテルの部屋に1週間こもることを求められ、ゲームをしたり、スマホを見たり、友人や家族に毎日連絡することもできず、「リラックスできず、ずっと緊張し、重苦しかった」という。

中国のウェイボー利用者からは「役作りのため、監督の厳しい要求は、俳優を思ってのこと」「努力は無駄にならない。努力は必ず報われる。頑張れ」「このような俳優のトレーニング方法は初めて耳にした。監督も俳優も尊敬に値する」「ワン・イーボーの活躍の裏にはこういう努力があるのね」「作品の公開がますます楽しみになってきた」「スマホも禁止なんて、自分には無理だと思う」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）