中国石油天然ガス集団有限公司（CNPC）は9日、タクラマカン砂漠の奥地にある中国最大規模の超深度油田「富満油田」の石油・天然ガス生産量が累計1000万トンを超えたと発表しました。

「富満油田」の敷地面積は約1．7万平方キロメートルで、北京と同じぐらいの広さがあり、確認埋蔵量は10億トンを超えています。今年に入ってから「富満油田」は1000トン級の油井を4基、100トン級の油井45基を新たに掘削しました。

「富満油田」が所属するタリム油田は中国で3番目の石油・天然ガス田です。今年の1月〜9月、タリム油田の石油・天然ガス生産量は計2469万トンで、前年同期比100万トン増となり、過去最高を記録しました。（提供/CRI）