Record China 2022年10月11日(火) 15時0分
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中国・成都で行われた世界卓球団体戦で、大会組織委員会が外国人選手らに中国製の「あるもの」を販売したことが話題になっている。
中国・成都で行われた世界卓球団体戦で、大会組織委員会が外国人選手らに「電気毛布」を販売したことが話題になっている。中国メディアの観察者網が9日付で伝えた。
記事によると、大会組織委員会は大会終了後に海外の選手やスタッフらに向けた各種イベントを開催。選手らの素晴らしいプレーに感謝するミニコンサートが行われたほか、四川省の伝統的なパフォーマンス「変面」やパンダをモチーフにしたダンスなどが披露され、選手やスタッフから拍手が送られた。
大会組織委員会は選手らに記念品を贈呈したが、「成都らしいお土産を買って帰りたいという要望も多く、そうした声に応えるため」としてショッピングイベントを開催。パンダのしおりや火鍋のオルゴールといった雑貨、地元の銘菓のほか、地元成都の家電メーカー「彩虹集団」の電気毛布もラインナップに登場したという。
注目を集めた背景には、今年中国の欧州向けの輸出が減少傾向にある中、電気毛布などの商品の輸出は逆に増加していると報じられたことがある。エネルギー危機に見舞われた欧州で、中国製暖房器具の需要が増えているといい、中国税関総署によると7月の欧州向けの電気毛布の輸出はおよそ129万枚で、前月比で150%近く増加したとのこと。
こうした中で電気毛布をラインナップに加えたことに、ネットユーザーからは「はははは、これは喜ばれる」「組織委員会はどういう状況かをよく分かっているんだな」「ホスト国としてのホスピタリティーと心遣いを表しているね」「いいね。欧州では今、こういうものが必要だから」「海外の選手たちも感謝することだろう」といった声が上がったと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)
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