独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトに17日、中東のカタールについて、「2022年にサッカーのワールドカップ（W杯）を開催し、続けて23年にサッカーのアジアカップ（アジア杯）も開催」とする記事が掲載された。

記事によると、アジアサッカー連盟（AFC）は18日、中国が「ゼロコロナ」政策を理由に放棄したアジア杯の開催権をカタールが引き継ぐことを発表した。

アジア杯は4年に一度行われるアジアナンバーワンを決める大会で、本戦には24チームが出場する。23年大会の代替開催地はカタール、韓国、インドネシアの3つに絞られていた。

カタールでの開催は、1988年と2011年に続き3度目となる。開催時期は、暑さを避けるため、当初予定の23年6、7月から23年末または24年1月の開幕に変更になる可能性が高い。

AFCのサルマン会長は、来月開幕するW杯の開催国でもあるカタールについて、「主要な国際スポーツイベントを主催する能力および細部への注意は世界中で高く評価されている」とし、「アジアの王冠の宝石の名声と地位にふさわしい素晴らしいイベントを開催すると確信している」とコメントした。（翻訳・編集/柳川）