香港メディアの香港01は17日、「旅行ガイドブックのロンリープラネットが2022年の世界の観光都市トップ10を選出した。アジアからは2都市がランクイン。アジア1位は日本でも韓国でもなかった」と報じた。

記事によると、ランキング1位に輝いたのはニュージーランドのオークランドで、2位以下には順に台湾・台北、独フライブルク、米アトランタ、ラゴス（ナイジェリア）、ニコシア（キプロス）、ダブリン（アイルランド）、メリダ（メキシコ）、フィレンツェ（イタリア）、韓国・慶州が名を連ねた。

記事は台北が2位に選ばれた理由について、「たくさんのグルメだけでなく、古い宗教の伝統や近年大幅に進んだLGBT＋文化もある。いずれも感心させられる要素だ」と紹介。また、10位の慶州についてはかつて新羅の都だったことに触れ、「ユネスコの世界遺産に登録された石窟庵と仏国寺を含む多くの遺跡が残されている」と伝えた。（翻訳・編集/野谷）