Record China 2022年10月20日(木) 5時0分
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18日、中国メディアの新京報は、日本に次いで輸出台数世界第2位になった中国の自動車業界の発展を分析する記事を公開した。
2022年10月18日、中国メディアの新京報は、今年1〜8月の中国の累計自動車輸出台数が191万台に上り、ドイツを抜いて、日本に次ぐ世界第2位になったことを受け、統計を基に今年9月までの自動車業界の発展を分析する記事を公開した。
引用した中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、今年8月に初めて30万台を超えた中国の自動車輸出台数は9月も30万1000台を記録している。22年9月までの総出荷台数は211万7000台を記録し、前年度の通年の総出荷量を10万台以上も超え、輸出金額は1002億ドル(約15兆円)に達したという。
記事は続いて、12~21年の10年間の中国と日本の自動車輸出台数の推移を紹介。「12年時点の日本の自動車出荷台数は480万2000台を記録し、中国とは約378万台もの大差があったが、22年9月時点では日本が238万3000台、中国が191万台となり、10年で差はかなり縮まった」と評した。
さらに中国車の輸出先について、19~21年の3年間の傾向を紹介した。輸出相手国の上位5カ国は、メキシコ、チリ、サウジアラビア、ベルギー、オーストラリアだった。地域別ではアジアが1位で、19~20年は4割を超えていたが、欧州への輸出が3年間で10%から24%へと大きく伸びた。また、21年時点の海外市場の占有率では、南米市場で11.9%、アフリカ市場で18%に達しているという。最終的に「データを総括すると、アジア、欧州、南米が中国車の主要な輸出先と言えるだろう」と論じた。
最後に中国・乗用車市場信息聯席会(乗聯会)の分析を紹介。乗聯会は「海外市場での計画を進める企業が多いことが、市場規模の拡大を促し、中国製造業のトランスフォームやグレードアップにつながっている」「将来、中国が自動車業界の王となり、関連するサプライチェーンの統合を通じて、わが国の価格決定が市場に与える影響力も増大するだろう」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)
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