Record Korea 2022年10月25日(火) 11時0分
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24日、韓国・マネートゥデイは「世界の100大半導体企業のうち韓国企業は3社にすぎないことが分かった」と伝えた。資料写真。
2022年10月24日、韓国・マネートゥデイは「世界の100大半導体企業(時価総額ベース)のうち韓国企業は3社にすぎないことが分かった」と伝えた。
全国経済人連合会の資料によると、今年1~9月の平均時価総額基準、上位100社の経営指標を比較した結果、韓国、米国、日本、台湾によるサプライチェーン同盟「Chip4」に属する企業は48社だった。このうち韓国企業はサムスン電子、SKハイニックス、SKスクエアの3社のみだった。米国が28社で最も多く、台湾が10社、日本は7社となっている。また、上位100社のうち中国企業が42社に達しており、「規模は相対的に小さいが、巨大な国内市場と政策的支援により急浮上した」と分析している。
また韓国企業の時価総額順位は、3社とも下落したという。18年に時価総額1位だったサムスン電子は、今回の調査では台湾TSMC、米NVIDIAに押され、3位に転落した。SKハイニックスも10位から14位に順位を下げている。韓国企業は経営指標も不振だったという。100大企業のうち韓国企業の売上高に対する純利益率は18年の16.3%から21年には14.4%に落ちている。一方、ライバルの米国(3.9%上昇)、日本(2.0%上昇)、台湾(1.1%上昇)はいずれも上昇しているという。
韓国企業の設備投資額対キャッシュフロー比率(21年)は63.1%で、Chip4の中で最も高かった。韓国はメモリ半導体生産が主力で、毎年大規模・最新投資を行って生産性を高めている。一方、売上高研究開発投資率(R&D比率)は8.3%で、Chip4で一番低かった。韓国企業の法人税負担率(21年)は26.9%で、Chip4で最も高かった。米国(13.0%)、台湾(12.1%)の2倍水準となっている。18年に比べ1.4ポイント上昇しているが、同じ期間、米国は減税政策の結果、3.4ポイント下落しているという。台湾の法人税負担率は4年連続最低だった。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権の後遺症だな」「(文在寅政権が、サムスンの)総帥を捕まえてショーをした結果、国家競争力まで崩壊させた」「どんどん投資して育て上げていくべき時に、総帥を刑務所行きにしたからだ」「文在寅政権がサムスンをいじめた結果、こうなった」「文在寅政権がサムスンと大企業つぶしを行った結果だ」など、前政権批判のコメントが殺到している。
その他、「台湾には国民所得も逆転された」「法人税がライバル国の2倍もあるなんて…」「半導体基幹技術を持つ日本と再び協力すべきだ」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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