Record China 2022年10月26日(水) 8時0分
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中国紙・環球時報は25日、米国のフィギュアスケート選手イリア・マリニン(17)が4回転アクセル(4A)を成功させたことについて、米メディアが「羽生結弦を超えた」と称賛したことを報じた。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ・アメリカ大会に出場したマリニンは、22日に行われたフリーで4Aを成功させるなど194.29点をマーク。ショートプログラム(SP)4位からの逆転でGPシリーズ初優勝を飾った。
環球時報の記事は「彼は今年の世界ジュニア選手権男子シングルで優勝し、ジュニアのSP、フリー、合計点の三つの世界記録を手にしている。また、先月のUSインターナショナルクラシックにおいて公式戦で初めて4Aを跳んだ初の選手となった」と紹介した。
その上で、GPシリーズ・アメリカ大会について「彼がきれいに4Aを決めた後、観客は15秒近くも歓声を上げ続けた」と説明。また、「マリニンの驚異的なジャンプは実はその場の思い付きだった」とし、演技後にマリニンが「6分間練習の時に(4Aを)跳ぼうと思った」と明かしたことを紹介し、一部の米メディアは「羽生結弦を超える男が現れた」と報じたと伝えた。
記事はまた、羽生がプロに転向し、ネイサン・チェンが大学に復学した今、男子シングルをけん引する存在の筆頭はマリニンだとしつつ、国際オリンピック委員会(IOC)のウェブサイトでは宇野昌磨や鍵山優真の名前も挙がっていると紹介。12月にイタリア・トリノで開催されるGPファイナルにはトップ選手が集結するほか、来年3月には日本で開催される世界選手権が待っていると伝えた。(翻訳・編集/北田)
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