韓国野党代表が尹政権を批判「日本の軍事大国化に足並みそろえている」=ネットには冷ややかな声

Record Korea    2022年10月26日(水) 20時0分

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25日、韓国・イーデイリーによると、共に民主党の李在明代表が、尹錫悦政権を「日本の軍事大国化への野心をけん制するどころか足並みをそろえている」と批判した。写真は韓国大統領府サイトより。

2022年10月25日、韓国・イーデイリーによると、最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を「日本の軍事大国化への野心をけん制するどころか足並みをそろえている」と批判した。

韓国は10月25日を「独島(日本名:竹島)の日」としている。李代表はこの日に合わせて自身のFacebookを更新し、日米韓の日本海での共同訓練について「自衛隊を正式の軍隊として認め、朝鮮半島進出の名分を提供する行為だ」と指摘し、このように述べたという。

また、独島について「かつて日帝が朝鮮半島侵奪の過程で真っ先に併合し、戦争の基地として使用した」「数多くの歴史的資料と実効的支配さえ認めない日本の挑発に立ち向かい守り抜いた韓国の領土である」と主張し、「独島は韓国近代史の傷みであり克服の象徴でもある。独島を守ることは韓国の歴史を守ることだ」と呼び掛けている。

さらに、李代表は「真の反省と責任ある行動を背景に、未来志向的な日韓関係を築く必要がある」とし、「歴史、領土主権、国民の生命・安全問題と経済、社会、外交的交流・協力を分離して進めるツートラック戦略が必要だ」と主張。その上で「誤った歴史観に基づいた外交安保政策で韓国の領土主権が損なわれ、国益を害することがないよう、徹底的にけん制する」と強調している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本ばかりに大口をたたかないで、敵国である北朝鮮に何か言ってみなよ」「北朝鮮の核とミサイルには何も言えないくせに、日本に対してばかり声を上げる」「北朝鮮が核実験をしてミサイルを打っている状況で、日本の軍事大国化が心配か?。日本も警戒すべきだけど、今最大の脅威は北朝鮮であり、その背後にいる中国だ」「この人の反日扇動は、もううんざり」「この人の言うことは何も信用できない」「国家観や歴史を論じる資格もない人間が何を言っているのか」「そういうせりふは大統領になってから言ったらどう?。自分の今後を心配したほうがいいよ」など、冷ややかな声が殺到している。

一方で、「まあ言ってることは正しい」「確かに、わざわざ東海(日本名:日本海)で訓練することはない」「今は日本から得られるものは何もない。敵対視しようというわけではないが、尹大統領のようにペコペコして日本に手を差し出す理由などない」「独島は韓国の領土だ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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