韓国、刑事処罰対象年齢を満13歳以上に引き下げへ=中国ネット民から賛同の声

Record Korea    2022年10月27日(木) 23時0分

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韓国が刑事処罰の対象年齢を「満13歳以上」へと引き下げる方針であることに、中国のネットユーザーは賛同や称賛の声を上げている。

韓国が刑事処罰の対象年齢を「満13歳以上」へと引き下げる方針であることに、中国のネットユーザーは賛同や称賛の声を上げている。

中国メディアの観察者網が26日、韓国・聯合ニュースの報道を引用して報じたところによると、韓国法務部は同日に発表した「少年犯罪総合対策」の中で、刑事責任年齢に達しない者(触法少年)の年齢を満14歳未満から満13歳未満に引き下げる。

韓国の触法少年は満10歳から満14歳未満とされており、現行法では刑事処罰はせず、社会奉仕活動などを命じたり、看護施設などに引き渡したりすることになっている。関連法が改正されれば満13歳から満14歳未満の者は触法少年に該当しなくなり、刑事責任を負うことになる。

観察者網の記事は、韓国では過去に「青少年の精神的・身体的な成長速度が速く、青少年による凶悪犯罪の低年齢化が進んでいる」と指摘されていたことを伝えている。

刑事処罰の対象年齢引き下げについて、中国のネットユーザーからは「これは良いことだ」「今回は韓国政府を支持する」「10歳でも殺人事件を起こすケースがある」「以前から、重大犯罪については加害者の年齢を考慮する必要はないと感じていた」などと賛同の声が上がった。なお、中国の刑法では満12歳以上14歳未満の凶悪犯罪については、最高人民検察院の承認を経て訴追された場合、刑事責任を負うと規定されている。

韓国政府は少年犯罪が多い仁川、水原地検に少年犯罪専門部署を設置するほか、教育プログラムの拡充などによって犯罪予防と再犯防止に力を入れるという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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