【観察眼】中国式現代化は世界にとってのチャンスになる

CRI online    2022年10月28日(金) 21時50分

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中国式現代化は将来、世界にとってのチャンスになる。

中国共産党中央の10月24日の記者会見において、第20回党大会の報告の中で頻繁に登場した「中国式現代化」について、日本の記者からの質問があった。中国がどう発展を推進するか、それが世界にとって何を意味するのか、それが海外メディアの関心の焦点である。これに対し、中央宣伝部の孫業礼副部長は、「他国の現代化と共通する特徴もあれば、自らの国情に基づく中国の特色もある、それを『中国式現代化』と呼んでいる」と示した。そんな中国式現代化は将来、世界にとってのチャンスになる。

国家の発展は、歴史の源流や社会と文化の影響を受けるもので、その発展経路は国ごとに異なる。一定のパターンや論理だけを持ち出して国を発展させ、正しい結果に至るのは難しい。今注目される中国式現代化は、中国共産党が自らの実践から抽出した、中国の実情に合致する発展モデルである。それは大規模な人口を有した現代化、全人民が共に豊かになる現代化、物質文明と精神文明が調和した現代化、人と自然が調和して共生する現代化、そして、平和と発展の道を歩む現代化である。

中国式現代化は14億の中国人の共同富裕、そして物質文明と精神文明の協調的な発展に着目している。それは開放的で、海外との協力と融合を重視するものである。14億の人民は共産党の指導の下で共に豊かになる道を歩んでいる。巨大な人口は、世界で唯一無二の巨大な市場を形成する。世界の商工業界の人々と科学技術のエリートから見れば、中国式現代化は世界にとってのチャンスだ。

ヨルダン業者協会のハムディ・タバ会長は「14億の中国人の共同富裕は、全人民の生活水準を高めるという中国の奮闘の歩みが続くことを意味する。将来的には、中国の都市と農村、地域の協調的な発展がさらに進み、中所得層が著しく拡大し、消費構造のグレードアップが加速すると信じている。中国は経済のグローバル化を促進し、世界経済の成長をけん引する上でより大きな役割を果たし、世界の企業により多くの発展のチャンスを提供するだろう」と指摘している。

米国に本社を置くグローバルサプリメント企業ハーバライフのシニアバイスプレジデントである郭木氏は、「国際市場の不確実性の中で中国市場の確実性を見てきた。世界のビジネス界にとって、中国は現在も将来的にも希望とチャンスに満ちた発展のホットスポットだ」と述べた。

日本の武田製薬研究開発アジア太平洋本部は今年6月、上海浦東に設立された。武田薬品のグローバルシニアバイスプレジデントの単国洪氏は、「中国市場はその巨大な規模で世界に貢献するだけでなく、イノベーションによって各産業の発展を絶えず推進できるという点が重要だ。将来的には、中国本土のイノベーション企業とより深く全面的に協力し、より調和のとれた、共同発展の生態圏を共同で構築する」と述べた。

報道によると、ドイツのショルツ首相は来月、政府代表団を率いて中国を訪問する。2019年11月以来、初めて訪中するEU国家の指導者だ。ショルツ氏はビジネスリーダー代表団を率いて訪問する。ドイツ商工業界は中国との経済協力に期待を寄せている。

中国式現代化はまた、人と自然が調和して共生する現代化であり、平和発展の道を歩む現代化である。現在、「環境保護は経済発展のためになる」という理念が中国で人々の心に深く根付き、さらに中国の制度、政策、文化の中に溶け込んでいる。中国は持続可能な発展の道を揺るぎなく歩むだろう。同時に、中国の制度、文化によって平和、発展、協力、ウィンウィンの道が選ばれた。この道は中国の根本的利益に合致しており、中国はこの道に沿って歩き続けるだろう。これは、人と自然の関係を維持し持続可能な発展の道を歩むこと、世界の平和を維持し各国の発展を促進することにおいて、中国が強大なプラスのエネルギーになることを意味している。発展途上国にとって、良好な自然環境と国際環境は、間違いなく得がたい発展のチャンスである。

習総書記は、「中国は中国式現代化で中華民族の偉大な復興を実現することを堅持し、人類運命共同体の構築を引き続き積極的に推進し、中国の新たな発展で世界に新たなチャンスをもたらし、世界の平和と発展や人類文明の進歩に知恵と力を貢献する」と指摘した。中国は指導者が描いた青写真に向かって着実に前進しており、中国式現代化は間違いなく世界にチャンスをもたらすものとなるだろう。(提供/CRI

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