11月1日からの中国公式訪問を控えたパキスタンのシャバズ・シャリフ首相は、パキスタン首都のイスラマバードで、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）など中国メディアのインタビューに応じました。

シャリフ首相は、「今回の訪問が両国関係をより強固なものにし、中国との商業、貿易、戦略的関係をより強化することを期待している。中国が貧しく衰えた国から繁栄する豊かな国へと発展できたことは、歴史に前例のない奇跡だ。パキスタンは中国の発展の経験を参考にしたい」との考えを示しました。

シャリフ首相はまた、「パキスタンが未曾有の深刻な洪水被害に遭遇した際に、中国はパキスタンに救援の手を惜しみなく差し伸べ、いち早くテントなど大量の救援物資を提供してくれた。パキスタン側は、このことについて非常に感謝している」と表明しました。

さらに、「中国・パキスタン経済回廊は我々のエネルギー構造を変え、インフラを改善し、北から南へ、東から西への道路の接続をより円滑にした。従来はラホールからカラチまで20時間以上かかっていたが、現在は約12時間に短縮された。私は『一帯一路』構想と中国・パキスタン経済回廊がさらに大きな役割を果たすことを期待している」と述べました。（提供/CRI）