2022年11月2日、日本へのビザなし旅行や個人旅行の再開により、日本を訪問する韓国人観光客が急増している。そうした中、韓国のインターネット上に「コロナ禍後の日本の変化」についてつづられた文章が投稿され、注目を集めている。

投稿者は「最近旅行で福岡を数日間訪れた」とし、旅行中に「以前と大きく変わった」と感じた8つのことを紹介している。

1つ目は、室内でのマスクの着用。投稿者は「以前より閑散とした天神地区を歩いてみたところ、道はさらにきれいになり、ほとんどの人がマスクをしていた」「特にバスの中や室内では全員がマスクをしているため、室内では必ずマスクをした方がいい」としている。

2つ目は、屋内禁煙と喫煙区域の減少。投稿主は「街は以前にも増して清潔に感じ、道で喫煙する人もほとんどいなくて快適だった」とし、「ただし禁煙区域で喫煙すると罰金が発生するため、日本旅行をする人は気をつけてほしい」と呼びかけている。

3つ目は、コンビニなどでのレジ袋有料化。投稿主は、酒専門店で日本酒を購入した際に袋代を別途支払わされ、「高い酒を買うのにさらにお金をとるのか」と複雑な気持ちになったという。

4つ目と5つ目は、キャッシュレス化の加速とグーグルマップの機能強化。それぞれ「以前はカードの使えない場所が多く必ず現金を用意していたが、現在はほとんどの場所でクレジットカードとICカードに対応しているため、2万円以内の支払いには福岡の『はやかけん』を使用した」「どこへ行く時にも役立つグーグルマップは、翻訳機能までついていて日本旅行の必需品だ」と説明している。

6つ目は、韓国料理店の増加。投稿主は「コロナ禍でおうち時間が増え、韓国ドラマやK-POPが人気を集めた。特に女性の韓国に対する関心が高まり、韓国料理まで人気になっている」「道には韓国料理店が立ち並び、JR博多シティくうてんにも以前はなかった韓国食堂ができていた」と説明。「韓流人気が韓国の食文化にまでつながったことは僕らにとって喜ばしいことだ」と伝えている。

7つ目は、飲食店でのタブレット注文の増加と黙食文化。8つ目は、物価の上昇。ただ、これについては「物価は以前より大幅に上昇したが韓国よりは相対的に低いため、高いと感じさせない合理的な価格だった」としている。（翻訳・編集/堂本）