中国のZ世代人口は約2億6400万人、消費への寄与は40%―中国メディア

人民網日本語版    2022年11月4日(金) 8時0分

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中国のZ世代人口は約2億6400万人で、消費への寄与は40%に上っている。写真は雑貨店で買い物する中国の若者。

2022年世界都市デー・グローバル・ホスト・イベントおよび第2回持続可能な都市開発世界総会の都市文化・発展フォーラムが1日に開催された。同イベントに出席した上海市文化・観光局の方世忠(ファン・シージョン)局長の説明によると、中国の現在のZ世代の人口規模は約2億6400万人で、総人口に占める割合は20%に満たさないが、消費への寄与は40%に達する。各方面のビッグデータに基づくと、今後10年間でZ世代人口の73%が社会人になり、この世代の消費規模は2035年には現在の5倍に当たる16兆元(約320兆円)に達すると予測される。ここから、将来の消費市場全体の中には、文化市場が成長する中核的要素が含まれると言える。

Z世代にはどのような文化的消費の特徴が見られるだろうか。方氏は、「これまでの観察に基づくと、Z世代は自国の文化を大いに好み、国潮(中国伝統の要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンド)、中国風、中国ブランド、中国製品を好む。社交シーンで認められるのを求めて、共通の趣味や関心を通じて肯定感と帰属感が満たされることを求めるのが習慣になっている。知識サービスにはお金を払う意志があり、動画サイト「bilibili(ビリビリ)」では現在、1億9800万人の若者がさまざまな知識をオンラインで学んでいる。自分の個性のために表現や発言をし、コンテンツの消費者であると同時に、コンテンツの制作者でもある。バーチャル消費を後押しし、最新の科学技術の熱心なユーザーでもある。これらと同時にファッションやトレンドのためにお金を使いたいとしていることから、トークショー、変身体験館、整理収納スタジオ、特色ある小規模なカフェ、トレンド玩具・フィギュアショップ、ペットサービス店、ストリートダンススタジオ、密室マーダーミステリーなどの新しい文化消費業態が次々に登場して、若者の人気を集めるようになった」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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