中国メディアの環球時報は7日、新型コロナで韓国の貧富の格差がさらに広がったと報じた。

記事は「収入、教育、生活スタイルなどにおける韓国社会の不平等は新型コロナでエスカレートした」と述べ、韓国メディアの6日の報道として「富裕層上位20％の2021年の平均純資産は12億8000万ウォン（約1億3400万円）と最貧困層20％の平均純資産の125．5倍だった。17年のこの数字は99．8倍だ」と伝えた。

また、新韓銀行が4月発表したデータによると、今年初め、収入が最も多い20％の平均月収は948万ウォン（約100万円）、最も少ない20％は181万ウォン（約19万円）で、両者の差は19年の4．76倍から5．23倍余りに拡大した。この他、「現在、中小企業の従業員の平均収入は大手グループの従業員の49．4％にとどまっている。12年にこの割合は64％を超えていた」とのデータもあるという。（翻訳・編集/野谷）