南シナ海はすべて中国のもの?!新たな地図出版に「無視すればいい」とフィリピン官僚―中国メディア

Record China    2014年6月30日(月) 6時30分

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28日、参考消息網は記事「フィリピン、中国の縦版地図の出版を“無視”」を掲載した。問題となった「中華人民共和国地図」は南シナ海のほぼ全域が10本の線で囲まれ、あたかも中国の領土であるかのように図示されている。写真は中国で出版された縦版地図。

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2014年6月28日、参考消息網は記事「フィリピン、中国の縦版地図の出版を“無視”」を掲載した。

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中国で出版された縦版地図が話題となっている。中国の南、東南アジア全域まで描かれた「中華人民共和国地図」で、南シナ海のほぼ全域が10本の線で囲まれ、あたかも中国の領土であるかのように図示されている。中国による一方的な主張だと反発が強まる一方で、あるフィリピン官僚は「たんなる地図」と一蹴した。

「以前、中国は九段線を主張していた。それが今回十段線となった。ちなみに蒋介石政権の時代には十一段線もあった。つまりただ線を引いているだけなのだ」と説明、中国の新たな地図や九段線に過剰反応する必要はないとの見解を示した。なお中国外交部もこの地図については「過剰に解釈するべきではない」と同様の見解を示している。(翻訳・編集/KT)

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