中国の王毅国務委員兼外交部長は8日、オーストラリアのペニー・ウォン外相と電話会談を行いました。

ウォン外相は、「たゆまぬ努力の結果、豪中関係に前向きな変化がもたらされた。オーストラリアは引き続き『一つの中国』の政策を堅持し、責任ある方法で具体的な問題に対処し、二国間関係の改善と強化に向けて努力を続けていく」と述べました。

王外交部長は「中豪関係の緩和と改善は、双方の根本的利益に合致し、両国民と国際社会の共通の期待にも合致する」と述べました。その上で、「双方は包括的戦略パートナーシップの基本的位置づけに関する合意を引き続き堅持し、両国間の相互信頼の再構築を推進し、両国関係を正しい軌道に戻さなければならない。また、その過程において、それぞれの合理的な懸念を徐々に解決するとともに、現在の世界的課題に対処するため、共に積極的な貢献をしていかなければならない」と表明しました。（提供/CRI）