第8回中国（四川）国際観光投資大会が10日、四川省南充市で開幕しました。四川省内の計150件の文化観光投資プロジェクトが集中的に成約し、投資総額は1852億900億元（約3兆6300億円）に達したとのことです。

同大会で発表された『2022年四川省文化・観光重要プロジェクト誘致案内』によると、デジタル技術に焦点を合わせた文化観光、夜間の文化観光、研修旅行、没入型観光と文芸鑑賞など、文化観光の十大新業態を打ち出すために、100の重要プロジェクトを推進します。投資総額は5152億9000万元（約10兆1000億円）に達したということです。

アジア太平洋観光協会（PATA）のピーター・サイモン会長は、「大会の成功により、投資が促進され、観光ニーズが掘り起こされ、観光業の提供側のモデルチェンジと向上が推進されるだろう。四川省は文化遺産や観光資源が豊富で、文化を中核部分に据えた観光産業の発展に独自の強みを持っている。PATAは引き続き、中国と中国四川省の観光業の発展を全力で支持していく」と述べました。

中国（四川）国際観光投資大会は2015年に発足し、今年で7回目になりました。同大会は中国の文化観光投資協力の新たなモデルと新たな経験を作り出し、文化観光プロジェクトの発表と企業の投融資、協力の重要なプラットフォームになっています。（提供/CRI）