中国の人気俳優チェン・フェイユー（陳飛宇、22）がこのほど、映画「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎（原題：妖猫伝）」で、黒猫の世話係として“間接出演”したことが明らかになり、関連話題がSNSでにぎわいを見せている。

映画は中国の名匠チェン・カイコー（陳凱歌）監督がメガホンを握り、日本から染谷将太と阿部寛、中国からはホアン・シュエン（黄軒）、キティ・チャン（張雨綺）、チン・ハオ（秦昊）などの実力派俳優らが出演した人気作品で、撮影は2016年に行われた。中国での公開は17年12月。人間の言葉を話す黒い化け猫からストーリーが始まり、楊貴妃の死の真相を突き止めるサスペンス・ファンタジー物語だ。

その中で、体は小さいものの、ひときわ強い存在感を放つ黒猫の世話を任されたチェン・フェイユーは、父親であるチェン監督からベストコンディションで撮影を迎えられるように「太りすぎず、痩せすぎもしないように、食事に十分注意を払うこと。出演陣との触れ合いも十分行うよう気を配ること」など、入念に注文を付けられたと言われている。

情報を知ったファンからは「撮影現場でアシスタント、記録係だけでなく、猫のお世話までこなしたのか！。かわいいな！」「お父さんの映画でバイトをさせられたの？」「チェン監督は兄弟を現場に連れて行き、お兄さんには同時通訳、弟には猫のお世話をさせたらしいよ」など、にっこりするようなコメントが多く寄せられた。（編集/RR）