中国国家統計局は15日、10月の国民経済データを発表しました。10月は、複雑さと厳しさを増す国際環境や国内における新型コロナ感染の新規発生・多発などの多重の試練に直面する中、国民経済は回復基調が続いています。

1～10月の全国の一定規模（年間売上高2000万元、日本円で約3億9000万円）以上の工業企業の付加価値額は前年同期比4．0％増で、1～9月期を0．1ポイント上回りました。製品別の生産量では、電気自動車（EV）などの新エネルギー車が前年同期比108．4％増、太陽電池が同35．6％増、移動通信基地局が同19．3％増でした。また、10月単月の付加価値額は前年同月比5．0％増で、第3四半期（7～9月）を0．2ポイント上回り、前月比では0．33％増でした。（提供/CRI）