中国の習近平国家主席はバリ島で現地時間15日午後、南アフリカのラマポーザ大統領と会談しました。

習主席は、「中国は南アフリカと国政運営に関する経験交流を強化し、南アフリカが自国の国情に合った現代化の道を模索することを支持していく。また、『一帯一路』イニシアチブと『南アフリカ経済再建・復興計画』との連携を強化し、貿易、投資、エネルギーなどの分野での協力を深め、中国・アフリカ協力フォーラムでの合意が南アフリカで効果を上げるよう促し、中国企業の南アフリカへの投資や起業を支援し、南アフリカの高品質製品の輸入が拡大するよう支援したい」と強調しました。

習主席はまた、「中国側は南アフリカが来年BRICS議長国を務めることを支持し、南アフリカと共に、中国・アフリカの団結と協力を深め、国際問題で足並みを揃え、気候変動、食糧安全保障、エネルギー安全保障などの世界的な課題に共同で取り組むことを希望する」と示しました。

ラマポーザ大統領は、「南アフリカは今後も躊躇なく、一つの中国の原則を断固支持していく。グリーン成長やエネルギーモデルの転換における中国の経験から学び、『一帯一路』共同構築に積極的に参加し、中国企業の南アフリカへの投資と協力を歓迎するために門戸を開きたい。南アフリカは中国とBRICSなどの多国間枠組みの下での協調・協力を強化することを望んでいる」と述べました。（提供/CRI）