CRI online 2022年11月21日(月) 20時50分
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タイで開催されていたアジア太平洋経済協力会議第29回非公式首脳会議が、19日に閉幕した。
タイで開催されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)第29回非公式首脳会議が、19日に閉幕した。中国の習近平国家主席は会議期間を通じて、アジア太平洋運命共同体の構築や地域経済一体化の促進をめぐって一連の重要な提案と主張を提示した。会議で採択された成果文書には、中国による関連政策の主張が反映された。国際メディアは普遍的に、習主席の重要な論述はグローバルガバナンスにおける「アジアの時刻」に光明をもたらし、中国は各方面を団結させて共通の試練に対応するけん引力になったとの見方を示した。
APECはアジア太平洋地域で最も重要な経済協力のプラットフォームだ。現在、世界経済の発展の見通しは暗い。一部の国は冷戦色を帯びた「インド太平洋戦略」を推し進め、アジア太平洋の協力を著しく阻害している。習主席は今回のAPECの会議で、新たな情勢下でアジア太平洋の協力を推進する6点の構想を述べ、平和で安定し、共に豊かになり、清潔で美しく、互いに見守り助け合うアジア太平洋運命共同体の建設を呼びかけ、「真の多国間主義を堅持し、多国間貿易体制を守る」「普遍的恩恵と包容力を堅持し、互恵とウィンウィンを実現する」「開放的な地域協力を堅持し、アジア太平洋の繁栄を共に促す」ことを強調した。東南アジアのアナリストは「アジア太平洋運命共同体の構築」について、地域の人々が共に抱く平和を求めて協力を図る心の声を反映しており、アジア太平洋協力の正しい方向性を守ることに役立ち、大国としての中国の責任感を具体化していると指摘した。アジア太平洋の経済発展が試練に直面している現在、中国は対外開放を堅持し、中国の発展がもたらすチャンスを分かち合うことで、アジア太平洋経済体の自信と安心感を強めている。
中国はアジア太平洋運命共同体の構築を目指して、さらにきめ細かな協力策を描き出しつつある。習近平主席が第17回G20首脳会議とAPEC首脳会議に出席していた期間中、中国とインドネシアは新たな全面的戦略パートナーシップ5カ年行動計画を締結した。両国指導者はともに、「一帯一路」構想と「グローバル海洋軸」構想を結合することを高く評価し、共にジャカルタ・バンドン高速鉄道の試験走行に立ち会った。中国とタイ両国は、より安定し、より繁栄し、より持続可能な中国・タイ運命共同体の構築を宣言し、中国、ラオス、タイの連結発展構想を推進し、中国・タイ鉄道の建設を加速することで合意した。
中国・インドネシア運命共同体や中国・タイ運命共同体を共に建設することは、高いレベルの二国間関係を実現するだけでなく、アジア太平洋運命共同体と人類運命共同体の構築に模範的な効果をもたらし、地域と世界の平和的発展を促進するより大きな力を結集することにつながるとの分析がある。中国の発展はアジア太平洋と切り離せない。アジア太平洋の繁栄も中国と切り離せない。絶えず現代化に向かう中国は、自らの新たな発展によってアジア太平洋と世界により多くの新たなチャンスをもたらすに違いない。(提供/CRI)
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