Record China 2022年11月22日(火) 12時0分
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森喜朗元首相がウクライナのゼレンスキー大統領を批判したことが、中国でも注目を集めている。
共同通信によると、森氏は18日に東京都内で開かれた日本維新の会の鈴木宗男参院議員の集会に出席した際、「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのは、どういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」と発言した。
また、「日本のマスコミは一方に偏る。西側の報道に動かされてしまっている」と指摘したほか、岸田文雄首相の姿勢についても「米国一辺倒になってしまった」と述べたという。
参考消息など複数の中国メディアがこれを引用して報道しており、中国のネットユーザーからは「本当のことだ」「やはり第3者にははっきり見えている」「風向きが変わりつつあるな」「その通りだ。ウクライナ大統領には大局観がない。ロシアに勝ちたい一心で後先を考えず、他国に利用されている。欧米はいつかは撤退するというのに」といった声が寄せられた。
また、「(米国一辺倒なのは)仕方がないこと。だって米国に守ってもらってるんだからそうするしかないだろう」「政権とは違うことを発言して様子を見る。これは日本のバランス外交だ。安倍氏がよくやっていた手法」「彼(森氏)の発言の意図は、『当時他国を侵略した日本だけを批判するのは間違いで、侵略された国も反省すべき』ということだろう」といった声も上がった。(翻訳・編集/北田)
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