全国高齢者活動委員会弁公室、中国栄養学会は21日、共同で全国高齢者栄養改善活動をスタートさせると共に、新版の「中国高齢者食事ガイドライン」を発表しました。

このガイドラインは、高齢者にはより多種多様な食品、特に消化・吸収・利用しやすく、タンパク質を豊富に含む動物性食品や大豆製品を提供すべきだとしています。また、高齢者は、家事や社会活動に積極的に参加し、積極的に人と交流して、家族や友人たちと一緒に食事を取る機会をできるだけ増やすべきだとしています。さらに、体内でのビタミンDの合成を促進し、骨粗鬆症と筋肉の萎縮を遅らせるため、できるだけ外に出て、新鮮な空気をたくさん吸い、日に当たるべきだとしています。

中国栄養学会高齢者栄養分会の張堅副主任委員は、「高齢者が慢性病のリスクを恐れる余り、食べ物に対して恐れの気持ちを持たないよう奨励しなければならない」と述べました。

この高齢者向けの食事ガイドラインでは、魚、家禽（かきん）類の肉、卵類、乳製品、大豆などの栄養価と生物利用率の高い食品を多めに取ると同時に、適量の野菜と果物を摂取することを提案しています。（提供/CRI）