<サッカー>ドイツに勝利した日本、アジアにどんな教えをもたらしたのか―中国メディア

Record China    2022年11月25日(金) 23時0分

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サッカーワールドカップカタール大会で日本がドイツとの試合を勝利で飾ったことについて、中国メディア・新京報は「日本代表はアジアサッカーにどんな教えをもたらしたのか」との文章を掲載した。

サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で日本が強豪ドイツとの試合を勝利で飾ったことについて、中国メディア・新京報は24日、「日本代表はアジアサッカーにどんな教えをもたらしたのか」との文章を掲載した。

文章はまず、「前日(22日)の試合でサウジアラビアが強豪アルゼンチンを破り、多くの人がまだ平常心を取り戻していない中で日本が番狂わせのバトンを引き継いだ。W杯で4回優勝しているドイツに2-1で逆転勝利したのだ」と紹介。そして「この試合のドイツに特段のミスはなかった」との考えを示した上で「ドイツは『自然』に日本に敗れた」と指摘し、「W杯は4年に1度開かれる世界サッカーサミットフォーラムのようなものだ。4年という時間は十分に長く、どのチームもこの舞台で4年間の蓄積と変化を思う存分披露する」と続けた。

また、「現代サッカーは欧州を源に、南米を第2の極とし、アジアとアフリカは最も端にある」と言及し、23日の日本とドイツとの試合を「アジアサッカーの最高峰を代表する日本と、欧州サッカーの最高峰の一つを代表するドイツが深い交流を繰り広げた。双方とも自身の4年間の成長と変化を見せ、それは世界サッカーの中心と端のぶつかり合いでもあった」と形容。さらに日本の先発メンバー全員に欧州滞在歴があるなどと伝えた上で「ドイツの大柄な選手がやせた日本選手とのぶつかり合いに何度も勝ったように肉体的な差は越えるのが難しい溝だ。しかし日本が『死の組』で勇ましい突破を見せたように越えられないものではない」と強調し、日本は海外から学んだスタイルを自身のスタイルに進化させたと述べるとともに、「相対的にアジア人は小柄だがより器用。日本代表は細やかなパス回しによって東洋式のしなやかさを充満させた」「日本サッカーは海外に出ていくことに長けていると言わざるを得ず、これはアジアサッカーが学ぶに値する点だ」と論じた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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