2022年11月25日、韓国メディア・毎日経済は「サッカー・ワールドカップ（W杯）に初出場したFW趙圭誠（チョ・ギュソン、全北現代）が、SNS界のスターとなった」と伝えた。

W杯カタール大会グループリーグH組の韓国は24日夜（韓国時間）、初戦でウルグアイと対戦し0対0で引き分けた。趙は後半29分、黄義助（ファン・イジョ、ギリシャ・オリンピアコス）に代わってピッチに入った。プレーしたのは僅か23分間だったが、イケメンぶりと実力が注目を集め、約4万人だったInstagramのフォロワー数が試合後、爆発的に増加。25日午前10時の時点で26万人を超えたという。趙の名前を知らない海外のサッカーファンは「Korean No.9」と呼び、英語、アラビア語、スペイン語などさまざまな言語で「顔もいいしサッカーもうまい」「カッコいい」とコメントを寄せている。Twitter上にも「韓国の9番は誰？」「イケメンだ」と称賛する外国語の声が多数、上がっているという。

趙は韓国Kリーグでもイケメンとして知られていた選手で、W杯デビューにより「グローバルに注目されることになった」と記事は伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「最前方にいても何もせずボールも追わず、散歩でもしてるのかと思った」「ちょっとがっかりした」「前半から出てる選手より走ってなかった気がする」「選手はプレーで魅せてくれないと」「交代で入ったならもっと前で走ってくれないと」「後半に入ってチャラチャラやるなんて。W杯はそんな場所じゃないぞ」「この選手のせいで負けやしないかとハラハラしたよ。どこがサッカーがうまいって？」など、プレーに対して「失望した」というコメントが多数寄せられている。

また、「安貞桓（アン・ジョンファン）の全盛期をみんな知らないのか」「同感（笑）李同国（イ・ドングク）もね」「あの頃の安貞桓よりイケメンのサッカー選手は見たことがない」「そこら辺の俳優じゃかなわないビジュアルだったし、サッカーセンスもあったし積極的で闘志のあるすごい選手だった」など、かつて端正なルックスで人気を集めた元韓国代表FW安貞桓について語るコメントも多く見られた。（翻訳・編集/麻江）