現地時間11月25日、中国がジンバブエに援助する新型コロナワクチン300万本の引き渡し式が行われました。

この援助は習近平国家主席夫人である彭麗媛教授が提唱したもので、そのうち100万本はジンバブエの女性、児童、青少年が接種することになります。引き渡し式では、ジンバブエのオクシリア・ムナンガグワ大統領夫人が、「中国製ワクチンのおかげで、ジンバブエは新型コロナとの闘いで著しい成果を収めた」として、中国側が再びジンバブエにワクチンを援助することに感謝の意を表しました。

ムナンガグワ大統領夫人はまた、中国がジンバブエの経済と社会の発展に積極的に貢献したことにも謝意を示し、「ここ数年、ますます多くの中国企業がジンバブエに投資し、事業を立ち上げてきた。これらの企業は先進技術と専門知識をもたらし、大量の雇用を創出し、ジンバブエの国内総生産（GDP）の成長や輸出総額の増加を促進した」と述べました。

一方、ジンバブエ駐在の郭少春中国大使は、「今年、中国政府はジンバブエに新型コロのワクチン1000万本を援助する予定だ。すでに累計500万本が引き渡された」と紹介しました。

現在、両国の協力には豊かな成果が実り、今後はさらに多くの協力プロジェクトの実施が計画されています。その中には、井戸300カ所の建設支援、スーパーコンピュータセンターの第2段階の建設、農業やクリーンエネルギー、ハイテク分野の一連のプロジェクトなどが含まれています。（提供/CRI）